「サイドFIREして主夫になったんだから、家事は完璧にこなさなきゃ!」
「稼ぎが少ない分、家のことでは妻に負担をかけちゃいけない……」
少し前の僕は、そんな風に自分を追い込んで、勝手に「心の余裕」をすり減らしていました。資産1.2億円という大きな目標があるからこそ、日々の生活も「効率」や「規律」といったカチッとした言葉で縛りすぎていたんですよね。
でも、ある日の「失敗」をきっかけに気づいたんです。サイドFIREパパの本当の仕事は「ピカピカに床を磨くこと」じゃなくて、**「家庭の中に、いつもニコニコしてる機嫌の良い大人が一人いる状態を作ること」**なんだって。
今日は、僕が家庭の平和を守るためにこっそり実践している、**「戦略的な自分を甘やかす日」**のリアルな中身をお話しします。
1. 完璧を目指して「一番大切なもの」を傷つけた日
サイドFIRE生活が始まった当初、僕は「スーパー主夫」を目指して空回りしていました。
掃除は完璧、夕飯は手作り。時間はたっぷりあるんだから、これくらい余裕でしょ!と思ってたんです。でも、頑張れば頑張るほど、心に余裕がなくなっていきました。
忘れられない日があります。
子供が食べ終わった食器をいつまでも下げなかったり、自分でやる約束の洗濯物の片付けをなかなか始めなかったりした時、僕はつい声を荒げて注意してしまいました。
「なんで自分のことなのにできないの!」
冷たい言い方をしてしまい、それに応えるように子供も「やりたくない!」と怒鳴り返してくる。険悪な空気。その時、ハッとしました。
「自由な時間を家族と楽しむためにサイドFIREを目指したのに、僕は一体何をやっているんだろう……」
5分ほど置いてから「さっきは言い過ぎたね、ごめんね」と謝ると、子供も分かってくれました。大人の僕だって完璧じゃないけれど、子供も親が必死にやってることをどこかで理解してくれている。
でも、このままじゃダメだ。サトマイさんの動画にある「コントロール感」が、自分を縛る「呪い」になっていた。余裕のないパパは、いくら資産を持っていても、家族から見れば「ただの怖い同居人」になってしまうんです。
2. 密かな楽しみ。平日の「家系ラーメン」という優越感
そこで始めたのが、2週間に一度の「自分を徹底的に甘やかす日」です。
特に僕が楽しみにしているのが、平日のランチ。
普段は昨日の残り物や納豆ご飯で済ませるんですが、この日だけは違います。お昼どきの混雑をちょっと外した、11時過ぎや14時頃を狙って、一人でずっと気になっていた人気のラーメン屋さんへ向かうんです。
サラリーマンの人たちが忙しそうに歩いているのを横目に、スッと店に入る。この「平日の空いている時間に美味しいものを食べられる」という開放感と優越感が、もうたまりません。
この時ばかりは、普段気にしている栄養バランスやカロリーも完全に無視!
お気に入りの「家系ラーメン」を注文して、無料のライスも付けてもらいます。濃厚なスープに浸した海苔をご飯に巻いて、お腹パンパンになるまでかき込む……。
この**「背徳感たっぷりの満腹感」**が、家事で溜まったストレスを吹き飛ばしてくれます。お腹いっぱいになって帰る道すがらは、「人生のハンドルを自分で握っている」という実感が込み上げてくる最高の瞬間です。
3. 「パパの余裕」は、最強の投資リターン
「そんなに自分を甘やかして、資産1.2億円は遠のきませんか?」
そう思うかもしれません。でも、実は逆なんです。
こうして定期的に「心のコップ」を満たしてあげると、子供の小さな失敗にも「まあ、いいか。5分後にまた言おう」と笑って待てるようになります。夕方、仕事から帰ってきた妻を心から「お疲れ様!」と迎えられる。僕に余裕があるから、家族も安心してリラックスできるんです。
サトマイさんの言う「仲間という安全保障」は、まず一番近いパートナーや子供との関係から始まります。もし無理をしてイライラし、家庭が壊れてしまえば、資産1.2億円の夢は一瞬で崩れてしまいます。
そう考えると、**「家系ラーメンを食べてパパが上機険でいること」は、オルカンを買うのと同じくらい大事な「投資」**なんです。
4. まとめ:大人の「不完全さ」を見せてもいい
「パパ、最近いつも余裕あるね」
最近、妻にそう言われることが増えました。家事の手を抜くことを、妻は「パパが機嫌いいのが一番助かる」と言ってくれます。
資産形成は長いマラソン。ずっと全力で走り続けるのは無理です。
子供に怒鳴って自己嫌悪になる日があってもいい。でも、そんな自分を許すために、たまにはコース脇のベンチに座って、家系ラーメンをすするような「自分へのご褒美」を戦略的に取り入れてみてください。
家事は60点取れれば「天才!」と自分を褒める。
平日の「背徳グルメ」を全力で楽しむ。
家庭で一番「上機嫌な人」でいる。
1.2億円を達成した時、隣に笑っている家族がいるために。
今日も僕は、いい感じにサボりながら、最高に機嫌よく人生のハンドルを握り続けています。


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