会社員時代は季節を感じる余裕もなく、ただ時間に追われて過ごしていました。FIRE後は家族と一緒に春夏秋冬をまるごと味わう日々へ。プール、雪遊び、ハロウィン、バードウォッチング…家族との時間が3倍に増えた実感を本音で語ります。
FIRE後に感じた「季節感の取り戻し」
会社員時代の自分は、1年がいつの間にか終わっている感覚でした。
春の桜は電車の窓から一瞬だけ。夏はお盆休みすら返上して、オフィスの冷房の中。秋は忙しさに追われ、冬は疲れ切って気づけば年末…。
正直、季節を楽しむどころか「季節があったっけ?」くらいのスピード感で毎日が流れていきました。
でもFIREしてからは本当に変わったんです。
時間に追われない暮らしの中で、春夏秋冬をまるごと感じられるようになった。しかもそれを“家族と一緒に”体験できるようになった。
この変化は、人生がひっくり返るくらい大きかった。
春:まだ寒い日のバードウォッチング
春の始まり、まだ冷たい風が吹く日。
家族でお弁当を持ってバードウォッチングへ。外で「さむいさむい」と言いながら食べたおにぎりの味は、今でも忘れられません。
子どもと一緒に「見つけた!」って鳥を指さして笑い合うあの瞬間。
ただの休日じゃない、「春の始まりを一緒に感じられた」という実感が心に深く残りました。
夏:お盆返上から、プール三昧へ
会社員時代は「お盆休みを返上して働くのが普通」みたいに思い込んでました。
でもFIRE後の夏は違います。3日連続で市内プールへ!
子どもと水をかけ合って、浮き輪で遊んで、休憩時間に一緒に食べたアイスが最高にうまかった。
「こんなシンプルな時間が、こんなにも幸せなんだ」って、心の底から思えた瞬間でした。
秋:ハロウィンを祖母の家で
秋はハロウィンで実家へ。子どもが仮装して祖母の前に立ったとき、母の笑顔と子どもの照れ笑いが同時に見られて、こっちまで胸が熱くなりました。
会社員時代はイベントを「やるかやらないか」くらいで流してしまってたけど、今は一つ一つの行事が「心に残るイベント」に変わった気がします。
冬:雪の日は全力で遊ぶ
雪が積もると、会社員時代は「電車止まったらどうしよう」「通勤面倒くさい…」としか思ってませんでした。
でも今は雪が降ったら「よし!遊ぶぞ!」と子どもと外へ。
雪合戦でずぶ濡れになって、寒いのに大笑いして、雪だるまを一緒に作る。
あの日の子どもの声と笑顔は、きっと一生忘れないと思う。
「家族との時間が3倍」に増えた実感
こうして春夏秋冬を振り返ると、家族との時間が確実に3倍になったと実感します。
会社員時代は「夜か休日にちょっと関わる」くらい。疲れていて笑顔を作る余裕すらない日もありました。
でも今は平日の昼間からでも一緒に体験を積み重ねられる。
「一緒に過ごした時間=一緒に感じた季節」になっていて、その一つ一つが心の財産になっているんです。
季節を味わうことが「生きてる実感」になる
桜を見て「今年も一緒に春を迎えられた」と思う。
真夏に汗だくでアイスを食べながら「これだよな」と感じる。
秋に家族で笑い合い、冬に雪ではしゃいで心から温かくなる。
こういう瞬間があるから、「ああ、自分はちゃんと生きてるんだな」って思えるんです。
お金の数字よりも、肩書きよりも、こうした日常の中の感情こそがFIRE後の一番の収穫。
まとめ
FIREして本当に良かったと感じるのは、「春夏秋冬を家族と味わえるようになった」こと。
会社員時代に削られていた季節感が、今は生活の中心に戻ってきました。
お金や働き方の自由ももちろん大事。
でも、四季を通じて家族と一緒に「生きてる実感」を味わえる時間こそが、僕にとってのFIREの本当の価値だと思っています。


コメント