30代後半は「遅い」のか?「先輩がいない」を「自分がパイオニア」と読み替える思考法

FIRE

どうも!30代でサイドFIREし、主夫として家庭を支えながら、この度「整体」と「音楽」という、これまでの人生で全く縁のなかった未開の地へ飛び込むことに決めたパパです。

何か新しいことを始めようと決意したとき、僕たちの心の中には必ずと言っていいほど「悪魔のささやき」が現れます。

「おい、もう30代後半だぞ。今から始めて何になるんだ?」 「周りはみんな20代の若手ばかり。おじさんが混じって恥をかくだけじゃないか?」 「実績も経験もないのに、今さら勝てるわけがないだろう」

正直に白状します。僕もつい先日まで、この声に足止めを食らっていました。サイドFIREをして自由を手に入れたはずなのに、「正解」が見えない不安に怯え、動けなくなっていた時期がありました。

でも、死というものを「当たり前に隣にある空気」だと受け入れ、思考の霧が晴れた今、僕はハッキリと確信しています。

「今さら」なんて言葉は、この世に存在しません。あるのは「今から」という選択だけです。

今日は、30代後半からのリスタートを「不安」ではなく「最高の贅沢」に変えるための、僕なりの思考法を整理してみたいと思います。もしあなたが、年齢を理由に一歩踏み出せずにいるなら、ぜひ最後までお付き合いください。

「ロールモデルがいない」は、最高の自由である
サイドFIREして主夫になり、そこから整体師を目指し、さらに音楽制作を始める。 ……客観的に見て、そんな道を歩んでいる「先輩」は、僕の周りには一人もいません。

以前の僕は、それを「孤独」だと感じていました。誰もいない道を一人で歩くのは怖く、どこに向かえば正解なのか分からなくて、暗闇の中で足踏みをしていました。でも、視界がクリアになった今の僕には、この状況が全く違って見えます。

「先輩がいない」ということは、「誰かの真似をしなくていい」ということなんです。

もし目の前に、完璧な成功を収めたロールモデルがいたら、僕は無意識にその人の通った跡を必死になぞっていたでしょう。そして、その人と自分を比較して「あの人は自分と同じ年齢の時にはもっと成功していたのに……」と、勝手に劣等感を抱いていたはずです。

しかし、パイオニア(開拓者)には比較対象がいません。 30代後半で、家事と育児をこなしながら整体の技術を磨き、その傍らで自分を表現する音楽を紡ぎ出す。この「自分だけの掛け算」で作られる道は、僕が歩いた跡がそのまま「新しい正解」になります。

誰も歩いていない道だからこそ、自分の歩幅で、好きなリズムで進んでいい。これって、実は人生において最高に贅沢な自由だと思いませんか?

30代後半だからこそ持っている「経験」という名の重火器
20代の若手と同じスタートラインに立つことを、気後れする必要なんて全くありません。むしろ、僕たちには彼らが逆立ちしても持っていない、30数年分の「人生の厚み」という最強の武器が備わっています。

たとえば、**「共感する力」**です。 会社員時代に組織の理不尽に耐え、家庭を持ち、子育てに悩み、そして死生観と向き合ってきた僕たち。この経験があるからこそ、人の「痛み」が深く理解できます。これは、整体師として患者さんの体に触れるとき、どんな華麗なテクニックよりも大切な資質になるはずです。

また、**「時間の使い方の純度」**も違います。 「死」を隣にある空気として意識できているからこそ、人生の残り時間を逆算し、「一回一回の学び」に対する集中力が若手の頃とは段違いに高まっています。20代の頃のように「なんとなく」で過ごす時間は一秒もありません。

そして何より、**「動機のピュアさ」**です。 会社員時代のように、昇進のためや、誰かに勝つために始めるのではありません。「自分がやりたいから」「誰かの喜ぶ顔が見たいから」。この純粋な動機は、どんな困難にぶつかっても折れない、しなやかな強さを持っています。

「今さら遅い」のではなく、「今だからこそ、最高のコンディションで始められる」。そう解釈を変えるだけで、目の前の景色は「修行の場」から「大人の遊び場」へと変わります。

「何者でもない自分」を、もう一度楽しむ贅沢
サイドFIREをして、僕が一番スッキリしたのは「肩書き」という鎧を脱ぎ捨てられたことです。 「〇〇会社の部長」でも「年収〇〇万円のサラリーマン」でもない、ただの自分。30代後半になって、もう一度「新人」として恥をかける。分からないことを「教えてください」と素直に言える。これは、一つの組織に縛られ続けていたら、一生味わえなかった特権です。

もちろん、最初からスマートにこなせるなんて思っていません。 整体の専門用語が覚えられなくて白目を剥いたり、DTMソフトの画面を見て「これ、どうやって音を出すんだ?」と頭を抱えたり。そんなカッコ悪い姿を、これからもこのブログでありのままにさらけ出していこうと思います。

だって、その「手探りで、不格好に、でも必死に生きている」プロセスそのものが、同じように一歩踏み出せずに震えている誰かの、一筋の光になるかもしれないからです。

結びに:スタートラインに立つのに、遅すぎることはない
もしあなたが、何かを始めたいのに「もう若くないし……」とブレーキをかけているなら、一度だけ深く呼吸をして、自分に問いかけてみてください。

「今日が、これからの人生で一番若い日」

この使い古された言葉は、真実です。 10年後の自分が今のあなたを振り返ったとき、「あの時、30代後半で勇気を出して始めておいてくれて、本当にありがとう」と、涙を流して感謝してくれる日が必ず来ます。

僕は、整体と音楽、この2つの未開の地に向けて、今日から一歩を踏み出します。 「今さら」という呪いを捨てて、「今から」という祝福の中へ。

僕と一緒に、世界にたった一つしかない、あなただけの道を切り拓いていきませんか? その道の先に、じんわりと広がる優しい幸福が待っていることを、僕は信じています。

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