## インデックス派だけど、配当の魅力も知ってしまった話
### どちらかに決めきれない今の距離感が、いちばん心地いい
自分は今、基本スタンスとしてはインデックス投資派です。
新NISAの枠も、ほぼオルカンなどのインデックスファンドで埋めていく予定ですし、
「長期・分散・低コスト」という考え方には、今も強く納得しています。
ただ、正直に言うと。
最近になって、配当投資の魅力もはっきりと“実感”してしまいました。
きっかけは、2025年の配当金集計です。
サイドFIRE前、会社員時代に数年間だけ触っていた日本の個別株。
買い増しもしておらず、ほぼ放置状態だったにも関わらず、
年間で約17万円、月にすると約14,000円ほどの配当が入ってきていました。
この数字を見たとき、
「おお…」
と、思わず声が出ました。
もちろん、資産全体で見れば大きな金額ではありません。
インデックス投資のように、資産が増えている実感が強いわけでもない。
それでも、配当にはインデックスとは違う“感触”がありました。
インデックス投資は、
「将来のために積み上げている」
という感覚が強い投資です。
一方で配当は、
「今の生活に、直接ちょっと効いてくる」
そんな感覚があります。
評価額がどうであれ、
相場が荒れていようと、
定期的に“使ってもいいお金”が手元に落ちてくる。
この安心感と、ちょっとした高揚感。
数字以上に、気持ちへの効き方が大きいな、と感じました。
だからといって、
「よし、これからは配当派だ!」
と振り切るつもりは、今のところありません。
理由はシンプルで、
インデックス投資の合理性を、今も信頼しているからです。
配当は、税金のことを考えると効率が良いとは言えないし、
個別株ゆえのブレも大きい。
何より、資産形成の“軸”としては、
やっぱりインデックスの安心感は強い。
でも同時に、
「インデックスだけだと味気ない」
と感じ始めている自分も、確実にいます。
資産は増えているのに、
使うことへの実感が薄い。
数字が大きくなっても、生活の手触りが変わらない。
その点、配当は違いました。
月14,000円という小さな金額でも、
「これは気持ち上がる費に使おう」と決めることで、
お金と生活がちゃんとつながった感覚がありました。
今の自分にとって、
インデックスと配当は、
「どちらかを選ぶもの」ではなく、
「役割が違うもの」なんだと思っています。
– インデックス:未来の安心を作るための土台
– 配当:今の生活を少し楽しくするスパイス
このくらいの距離感が、今はいちばんしっくりきます。
サイドFIRE生活に入って1年。
「増やす」だけでなく、
「どう使うか」「どう感じるか」
に目が向くようになってきました。
もしかすると、
今後また配当の割合を増やしたくなる時期が来るかもしれないし、
やっぱりインデックス一本に戻るかもしれない。
でも今は、
無理にどちらかに寄せなくていい。
両方の良さを知った上で、
その時の自分に合う距離を保っていけばいい。
そんなふうに、
少し肩の力が抜けた投資との付き合い方を、
これからも続けていきたいと思っています。


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