# 【FIRE一年目の落とし穴】自由と自堕落のあいだに“ゆるい柵”を置いてみる話

FIRE

**読了時間:3〜4分**

FIREしてみて思うんだけど、自由って最高。でも、ふと糸がプツっと切れると、気づけばソファと親友に…。そこで最近は、がんばり過ぎない範囲で**“ゆるい安全柵”**を先に置いとくのがいいんじゃないかな〜、と考えてます。今日はその**やってみたい運用**を、軽めにシェアさせてください。ゆるっとどうぞ。😌

## 1|先にカレンダーへ「崩れても平気な仕組み」を置いとく

「完璧な1日」を狙うとすぐ折れるので、**崩れても戻れるレール**を先に敷いとくイメージです。

– **予備日(バッファデー)**|週1
新規タスクは入れない日。積み残しと家事の棚卸しだけ。
→ 遅延のモヤモヤをここで回収して、翌週を軽くする日。

– **無人島日(完全オフ)**|隔週の平日1回
仕事はゼロ。散歩・サウナ・読書など充電系だけ。
→ オンオフの境界をハッキリさせて、集中の“弾”を補充。

– **強制終了タイム**|毎日19:30とか
アラーム鳴ったらPC閉じる。白湯→お風呂→家族時間→就寝準備。
→ だらだら残業しないで、回復を最優先に。

カレンダーの色は、予備=黄色、無人島=緑、強制終了=赤、みたいに**見た瞬間で判断**できる配色にすると迷いが減っていい感じ。

## 2|崩れた日の“再起動ルーチン”(合計30分)

やる気がゼロでも**これだけ回せばOK**って手順を用意。小さく始めて、すぐ終わるのがコツ。

1. **片づけ5分**
机の上だけリセット。視界のノイズを消す。
2. **白湯+深呼吸2分**
長めの呼気でスローダウン。頭の回転を落ち着かせる。
3. **紙に1タスク(5分)**
A6メモに**今日の“最小1タスク”**だけ手書き。サブは2つまで。
4. **25分タイマー**
その1タスクだけ触る。終わらなくてもOK。最後に**進捗ひとこと**を書いて終了。
5. **ログ3行**
できたこと/詰まった理由/次の一手。未来の自分への置き手紙。

合言葉は**「小さく始めて、すぐ終える」**。勢いが戻ればラッキー、戻らなくても“ゼロではない”ので自己嫌悪になりづらいです。

## 3|量じゃなくて“戻る速さ”で見る

「何時間やったか」「何個こなしたか」より、今は**立て直し時間(Recovery Time)**をゆるく観察してみるつもり。

– **定義**:崩れに気づいてから、再起動ルーチンで“1タスク再開”までの時間
– **目安**:まずは120分以内→慣れたら60分→30分へ短縮できたら上出来
– **週イチの軽レビュー**
平均RT/早かった理由・遅かった理由/来週の“柵”の微調整

数字は“頑張り”の証明というより、**リズムの整い具合**を見るための温度計くらいの扱いで。

## 4|サンプル運用(こんな感じで回してみたい)

– **月**:予備日。未決タスクと家事の棚卸し、メールゼロ化だけ。
– **火〜木**:午前に25分×2ブロック固定。午後は“素材整理”枠を1つ。
– **金**:ミニ振り返り30分+翌週の予備日・無人島日・アラームを**先置き**。
– **隔週水**:無人島日。図書館→昼サウナ→夕方は家族時間。
– **毎日19:30**:強制終了アラーム。白湯→お風呂→就寝準備。

詰め込まず、**崩れても戻れるハンドル**を多めに付けておくイメージです。

## 5|よく崩れる“あるある”と、軽いほぐし方

– **予備日が家族予定で消えがち**
→ 朝イチ90分だけは死守して“積み残し回収”に固定。残りは流動でOK。
– **無人島日に結局仕事しちゃう**
→ 自分を責めずに「**明日の再起動タスクを1行だけ書いて終了**」に切り替え。
– **強制終了後にスマホ沼**
→ 充電器を寝室へ。リビングは“充電不可ゾーン”。就寝前は紙メモだけOK。

全部うまく回らなくても平気。**ゆるく整える→少し乱れる→また整える**の繰り返しで十分。

## 6|まとめ:自由を守るのは“小さなレール”

FIREの良さは自由。でも、その自由を気持ちよく使うには、**小さなレール(ゆるい柵)**がけっこう効きます。
予備日・無人島日・強制終了の3本で余白を確保し、崩れた日は再起動ルーチンで“最小復帰”。評価は**「どれだけ早く戻れたか」**でゆるっと。

完璧は目指さず、**「今日も戻れたならOK」**くらいの温度感で。この感じが、自分にはちょうど良さそうだな〜と思っています。あなたは、どんな“柵”を置いてみますか?🛤️✨

### きょうのワンアクション(選べたら1つで十分)
– 予備日をカレンダーに先置き(週1・黄色)
– 無人島日を隔週で設定(緑)
– 強制終了のアラーム時刻を決める(赤)
– 再起動メモ用にA6の紙をデスクに常駐させる

コメント

タイトルとURLをコピーしました