FIRE生活に入ってから、週末の過ごし方が大きく変わりました。
以前は「休みの日=予定を詰め込む日」でしたが、今は予定を減らし、静かに過ごす時間を意識するようになりました。
特に意識しているのは「自然とつながる」ということ。
スマホやパソコンから少し距離を置き、自然の中で過ごす時間が、心をリセットしてくれるようになったのです。
庭で感じる“小さな自然”が心を癒す
自然に癒やされると言うと「キャンプに行く」「登山する」などを思い浮かべがちですが、
実は、家の庭やベランダでも十分に自然の癒しを感じることができます。
朝、鳥の声を聞きながらコーヒーを淹れる。
植物に水をあげて、小さな新芽を見つける。そんな一瞬が、思った以上に心を落ち着かせてくれます。
週末には、小さな焚き火台を出して火を眺めることもあります。
火のゆらぎを見つめていると、不思議と呼吸が深くなり、頭の中が静かになる。
人間はもともと自然と共に生きてきた存在であり、風・火・水・緑といった要素に触れることで、本来のリズムを取り戻すのかもしれません。
デジタルデトックスで“脳の静寂”を取り戻す
FIRE後は自由な時間が増えた反面、SNSやニュースなど、情報に触れる時間も増えてしまいました。
気づけば朝から夜までスマホを開き、無意識に誰かと比べてしまう。そんな日もありました。
だからこそ、週末は意識的に「デジタルデトックス」を取り入れています。
スマホを家に置いて散歩に出る。自然の音に耳を澄ます。
たったそれだけで、頭の中にスペースができて、自分の考えや感情に気づけるようになります。
情報の波を離れて、“今ここ”を感じる時間こそ、本当のリフレッシュだと実感しています。
ガーデニングで“待つ力”を取り戻す
最近は、ガーデニングにも少しずつハマっています。
植物を育てるという行為は、「待つ」練習のようなもの。
芽が出るのを待ち、花が咲くのを楽しみにし、枯れていく姿からも季節を感じる。
そのゆっくりとしたサイクルが、心のペースを整えてくれます。
昔の自分は、成果や結果を急いで求めていました。
でも今は、「今日も少し伸びたな」「新しい葉が出たな」と、小さな変化を喜べるようになった。
自然と向き合う時間は、自分の生き方そのものを見つめ直すきっかけをくれます。
週末リトリートを始める3つのステップ
- 朝、スマホを触る前に外の空気を吸う
通知を確認するよりも、風や光を感じることから1日を始めてみましょう。
その数分が、思考の余白を生み出します。 - 庭やベランダで“家キャンプ”
コンパクトな焚き火台とマグカップさえあれば、家でも自然の時間が味わえます。
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緑が目に入るだけでリラックス効果が得られ、空気も柔らかく感じられます。
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“自然とつながる”ことは、“自分とつながる”こと
自然の中に身を置く時間は、静かで退屈に思えるかもしれません。
けれどその“静けさ”こそが、心を整えてくれる贅沢なのだと思います。
FIREして得たものは、時間やお金の自由だけではなく、
「今この瞬間に満たされる力」だったのかもしれません。
情報もモノも溢れる時代だからこそ、週末くらいは自然に帰る。
そんな時間を重ねることで、少しずつ自分らしさを取り戻せる気がします。
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