サイドFIREをして実感した「仕事=生活の一部でいい」という考え方。必要な分だけ働き、好きな仕事に取り組む新しい働き方を紹介します。
🔹フルタイムから「必要な分だけ働く」へ
FIREをする前は、「仕事=フルタイムで週5日、朝から晩まで」というのが当たり前でした。
生活を支えるためには当然のことだと思っていたし、働かないと収入がゼロになる恐怖もありました。
でも、サイドFIREを実現してからは考え方が大きく変わりました。
生活費のベースは投資からの配当などである程度まかなえる。だからこそ「足りない部分を自分のペースで働く」という選択肢が生まれたのです。
例えば、週に数日だけ働くとか、期間限定の仕事を請けるとか。
以前なら「そんな働き方でいいのか?」と不安に思っていたけれど、今は「これで十分」だと実感しています。
🔹好きな仕事だけを選べる余裕
もうひとつ大きな変化は「自分で選べる」という点です。
会社員時代は仕事内容も人間関係も自分で選べませんでした。苦手な業務や、どうしても合わない上司とも一緒に過ごさなければならなかった。
でも、FIRE後は“やりたい仕事だけ”に取り組める余裕ができました。
自分の好きな領域なら、少し報酬が低くてもやりがいを感じられるし、逆に「これは違うな」と思えばすぐにやめてもいい。
その自由さは、働き方だけでなく生活全体に安心感を与えてくれます。
🔹お金のためだけじゃない「社会との接点」
FIREをして最初の頃は「もう働かなくてもいいんだ!」という解放感がありました。
でも数か月経つと、ちょっと物足りなさを感じるように。
人との関わりが減ったり、社会との接点が薄くなったりすると、自分の存在意義が揺らぐような気がしたのです。
そこで気づいたのは、「仕事はお金を稼ぐためだけじゃない」ということ。
社会の一員として関わるための大切な場でもあるし、自分を成長させる場でもある。
だからこそ、今は「お金のために仕方なく働く」から「社会との接点を持つために、自分で選んで働く」へと変わりました。
🔹新しい挑戦としての働き方
FIRE後の働き方を模索する中で、最近は「サウナ小屋を作れないか?」というアイデアも出てきました。
土地を借りるコストや建築のハードルもあって簡単ではありませんが、こうした小さな事業も「働き方の一部」になると感じています。
👉 詳しくはこちらの記事で書いています:
近くの土地を借りてサウナ小屋を作りたいと考えた話
こうして、「好きなことを形にしていくこと」もまた、自分にとっての働き方だと思えるようになりました。
🔹まとめ:仕事は生活の“スパイス”でいい
FIRE後に強く感じているのは、仕事は生活の中心でなくていいということ。
むしろ、生活を彩るスパイスのように、自分に合った量を振りかけるくらいがちょうどいい。
フルタイムに縛られる必要はないし、好きな仕事だけを選んでもいい。
働くことを通じて社会とつながり、時には新しい挑戦にもつながる。
そんな“生活の一部としての働き方”が、FIRE後の僕には心地よいリズムになっています。


コメント