サイドFIREをしてから「焦らなくなった」と強く実感。朝の時間、小さなトラブルへの対応、家族との日常から見えた心の余裕について語ります。
【FIRE体験談】焦らなくなった理由と心の余裕の見つけ方FIREをしてから感じた一番の変化は「心の余裕」です。
会社員時代は、常に時間に追われて生きていました。通勤電車、会議、締切、そして人間関係の調整…。
気がつけば毎日が「焦り」で埋め尽くされていて、自分の時間なんてほとんどなかったように思います。
でも今は違います。日々の中でふと「あれ?焦らなくなったな」と感じる瞬間が増えたのです。
朝の時間が穏やかになった
FIRE生活になってまず気づいたのは、朝が驚くほど静かで穏やかなことでした。
通勤ラッシュに飛び乗る必要もなく、時間を気にして朝食をかき込む必要もありません。
子どもと一緒に朝ごはんを食べながら「今日は学校でどんなことするの?」なんて会話を交わせる。
会社員時代には当たり前に思えていた時間が、実はすごく貴重だったんだと改めて実感しました。
朝を「奪われない」ことが、心の余裕を大きく生んでくれています。
小さなトラブルに動じなくなった
FIRE前の僕は、予定外の出来事があるとすぐにイライラしていました。
例えば、子どもの忘れ物を学校に届けることになったり、急に予定が変わったりすると「またか…」とストレスを抱えていました。
でも今は違います。
「まあいいか、時間はあるし」そう思えるようになったのです。
余裕があると、物事を冷静に受け止められる。小さなトラブルは、もう自分を振り回す存在ではなくなりました。
自分のペースを大切にできるように
会社員時代は、常に「他人が決めたスケジュール」で動いていました。
会議の時間、納期、打ち合わせ…。そこに自分のペースは存在しませんでした。
FIRE後はそれが一変。
読書、家庭菜園、ジム、そして最近始めたSNSでの学び。すべてを自分のタイミングで進められるのです。
「今日は午前中は畑の世話、午後はジムで汗を流す。そのあと夕方に読書」
そんな風に、自分で時間をデザインできることが、心にとってどれだけの安心感を与えてくれるか。これは経験してみないと分からない感覚です。
成長していく子どもに背中を押される
実は、心の余裕を感じられるようになった背景には「子どもの存在」も大きくあります。
子どもが「新しい漢字を覚えたよ!」とか「ドッジボールで勝てるようになった!」と楽しそうに話してくれるのを聞くたびに、自分も新しいことに挑戦したい気持ちが生まれます。
以前は「自分だけが成長していない」と焦る気持ちもありました。
でも今は、その感覚さえ「成長したい」という前向きなエネルギーに変わっています。
FIRE生活がくれた時間の余裕は、結果として「心のゆとり」と「挑戦する意欲」につながっているのです。
心の余裕が生む“豊かさ”
焦らなくなったことで、一番大きな気づきは「同じ日常でも全然違って見える」ということです。
例えば、外で飲むコーヒー。会社員時代は「ただの休憩」でした。
今は「ゆっくり味わえる豊かな時間」。同じコーヒーでも、心の状態で価値がまったく違うんです。
FIREはお金の自由を手に入れる手段と思われがちですが、実際には「心の自由」を得られる選択でもある。
焦らなくなった自分に気づいた瞬間、僕はこの生き方を選んで良かったと強く感じました。
関連記事もどうぞ
👉 FIRE後は“やりたいこと学び放題”になった話
👉 FIRE後にジム通いを始めたら、生活リズムまで整った
まとめ
FIRE後に得られたのは、単なる自由な時間ではなく「焦らないで過ごせる心の余裕」でした。
朝の穏やかな時間、小さなトラブルに動じない気持ち、自分のペースで過ごせる喜び。
これらすべてが積み重なり、人生の豊かさを実感させてくれています。
焦らなくなった自分に気づけたことこそ、FIRE生活での最大の成果かもしれません。


コメント