30年目の「はじめまして」。 自分がよろこぶ場所をさがす時間

FIRE

こんにちは。

今の私は、長年勤めた仕事を離れ、パートタイムで働きながら「サイドFIRE」という形をとっています。フルタイムで頑張る妻を支え、家族みんなが笑顔でいられるように応援する。そんな、穏やかな毎日を過ごしています。

今の生活に不満があるわけではありません。むしろ、家族の力になれていることに幸せも感じています。でも、心のどこかでずっと「もっと何か、自分の魂が心の底から喜ぶような活動があるんじゃないか」と、静かに探し続けている自分もいました。

先日、ある動画を見ていて、ハッとさせられる考え方に出会いました。それは「自分の中に住んでいる、たくさんの住人たちの声を聞く」というお話です。

今日は、私がこれから時間をかけて取り組みたい「自分自身との仲直り」についてお話しさせてください。

1. 「家族のため」から「自分のため」へ
これまで私は、「自分が何をしたいか」よりも「家族のために何ができるか」「周囲が喜ぶ活動を、自分の喜びに繋げられないか」と、常に誰かを主語にして考えてきました。

家族の幸せを願うことは素晴らしいことです。でも、ふと振り返ると、30年以上もの間、私は「自分軸」で物事を考えることを後回しにしてきたことに気づいたのです。

「家族も喜んで、自分も喜べるもの」を探すのは効率的で正しいように思えます。でも、今はその「効率」すらも一度手放して、もっと純粋に、もっとわがままに、**「自分個人の声」**にだけフォーカスしてみたいと思うようになりました。

2. 自分の中に住む「小さな住人たち」へのご挨拶
動画の中で言われていた「自分の中には10人の住人がいる」という考え方は、今の私にとても優しく響きました。

私の心の中には、ずっと出番を待っていた住人たちがたくさんいるはずです。

「もっと自由に表現したい」と願う子どものような自分

「静かな場所でただボーッとしたい」とつぶやく疲れた自分

「30年間よく頑張ったね」と労ってほしい自分

これまで、声の大きな「責任感」や「常識」という住人の影に隠れて、彼らはひっそりと息を潜めてきました。

これからは、そんな彼ら一人ひとりに名前をつけて、ゆっくりとお話を聞いてあげたい。 「今まで気づかなくてごめんね。君は本当は、何がしたかったの?」 そうやって、自分の中の小さな声を一つひとつ拾い上げていくことが、今の私にとって一番大切な仕事なのだと感じています。

3. 痛みはいらない。ゆっくり、ひとつずつ。
「自分を変える」というと、なんだか大きな決断や痛みを伴う変化が必要な気がしてしまいます。でも、今の私はそんな激しさは求めていません。

30年かけて積み上げてきた「自分以外の誰かを優先する癖」は、すぐには解けないかもしれません。だからこそ、時間をたっぷりとかけて、ゆっくりと。

やりたいことを探る今の時間は、決して「何もしていない時間」ではありません。 むしろ、自分の魂が本当に喜ぶことを見つけるための、とても豊かで、クリエイティブな「自分との向き合い」の時間です。

ひとつ改善しては、自分の心に聞いてみる。 ひとつ新しいことを試しては、魂が喜んでいるか確かめてみる。 そんな、牛歩のような歩みでいいのだと思っています。

4. 魂が喜ぶ「自分軸」を取り戻す
「自分軸で考える」ことは、今の私にとって、まるで初めて使う筋肉を動かすような感覚です。

家族が喜ぶ姿を見るのはもちろん嬉しい。けれど、それとは別に「ただ、私が私として嬉しい」と感じる瞬間を、もっと増やしてあげたいのです。

それが、小さな趣味の習い事なのか、誰にも見せない文章を書くことなのか、あるいはただの散歩なのか。まだ答えは見つかっていませんが、それを探すプロセス自体を愛しんでいこうと思います。

自分のことを一番に大事に考える。 それは、家族をないがしろにすることではなく、私が満たされることで、結果として家族にもより良いエネルギーを循環させていく、一番確実な方法なのかもしれません。

結びに:これから始まる、自分との長いお付き合い
30年以上、外の世界に向けてきたアンテナを、これからは少しずつ自分の内側へと向けていきます。

「少しずつ、本当の自分の話を聞きたい」

そう願う今の気持ちを、何よりも大切にしたい。 焦らず、無理をせず、魂が「そう、これだよ!」と喜んでくれるその日まで、じっくりと自分との対話を続けていくつもりです。

皆さんは、最近自分の「小さな声」を聴いてあげていますか? もしよかったら、私と一緒に、自分を大切にする時間を少しだけとってみませんか。

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