こんにちは。関東近郊で妻と二人の子どもと暮らしながら、サイドFIRE生活を送っている30代です。
会社員を卒業して1年ちょっと。平日は家事全般を担いながら、早朝や隙間時間に自分の仕事をしています。「毎日が日曜日」のような生活を想像されるかもしれませんが、実際は結構地味で、ルーティンワークの積み重ねです。
むしろ、会社の始業・終業時刻のような外部からの強制力がない分、自分でリズムを作らないと生活は簡単に崩れていきます。
「なんだか今日はやる気が出ない」 「頭がぼーっとして考えがまとまらない」 「些細なことでイライラしてしまう」
自由な時間が増えたからといって、こうした不調がゼロになるわけではありません。人間だもの、バイオリズムはあります。
そんな時、以前の私はダラダラとスマホを見たり、ジャンクなものを食べて自己嫌悪に陥ったりしていました。でも今は違います。自分の調子が崩れかけたと感じたら、意識的に「再起動スイッチ」を押すようにしています。
今日は、私の生活に欠かせない二つの再起動儀式、「朝の光浴」と「サウナ」について、具体的に何をしているのかをご紹介します。明日から真似できるレベルまで落とし込んでみたので、最近調子が上がらないなと感じている方のヒントになれば幸いです。
日常的なメンテナンス:5時起きの「朝の光」と「3分ジャーナリング」
まず一つ目は、毎朝のルーティンに組み込んでいる「静的な再起動」です。
私は毎朝5時に起きます。家族がまだ寝静まっているこの時間が、私にとっての一日の中で最も重要なゴールデンタイムです。
起きてまずやるのは、水分補給をして、ベランダに出ること。季節にもよりますが、薄明かりの空の下、外の空気を胸いっぱいに吸い込みます。
そして、ここがポイントなのですが、網膜に朝の光を入れることを強烈に意識します。直射日光を見る必要はありません。空の明るさを目で感じるだけで十分です。
これを10分ほど続けると、体内時計がリセットされ、「朝だ!活動開始!」と脳が覚醒していくのが分かります。雨の日は窓辺に立つだけでも効果を感じますね。セロトニンが分泌される感覚とでも言うのでしょうか。
この光を浴びている間に、もう一つの儀式を行います。それが**A6ノートでの「3分ジャーナリング」**です。
やり方は簡単。愛用の小さなA6ノートと速乾ゲルペンを取り出し、今頭に浮かんでいること、今日やるべきこと、モヤモヤしている感情などを、脈絡なく書きなぐるだけ。
「眠い。今日は長男の機嫌が悪そう。夕食のメニューが決まらない。あの仕事の返信しなきゃ。肩が凝ってるな…」
こんな具合です。誰に見せるわけでもないので、字は汚くてOK。ポイントは脳内のメモリを外部ストレージ(ノート)に吐き出すこと。
たったこれだけで、頭の中のごちゃごちゃが整理され、「さて、今日もやるか」と静かな活力が湧いてきます。これが私の日常的なメンテナンスです。
強力なリセットボタン:思考を強制停止させる「戦略的サウナ」
朝のルーティンだけでは回復が追いつかない時や、週に一度の意図的な休息日には、より強力なリセットボタンを押します。それがサウナです。
私にとってサウナは娯楽ではなく、乱れた自律神経を整えるための「治療」に近い位置付けです。
「ととのう」という言葉が流行語のようになりましたが、具体的にどうすれば深くリラックスできるのか。私が実践しているのは、感覚を研ぎ澄ませるためのセットメニューです。
【私の標準的なサウナ構成(約90分コース)】
洗体とお風呂(15分): まずは全身を丁寧に洗い、湯船に浸かって体を温めます。これで毛穴を開き、汗をかきやすくする準備運動です。
サウナ(8〜10分)× 3セット:
ここが重要です。サウナ室に入ったら、思考を停止させることに集中します。仕事の段取りや将来の不安が頭をよぎっても、「熱いな」「汗が出てきたな」と体の感覚に意識を戻します。デジタルデトックスの極みですね。
時間はあくまで目安。心拍数が上がり、もう限界かなと感じる少し手前で出るのがコツです。無理は禁物。
水風呂(1〜2分)× 3セット:
サウナの醍醐味はここにあります。熱された体を冷水で急冷する。最初は冷たくて息が止まりそうになりますが、じっと動かずに耐えていると、皮膚の表面に温かい膜(いわゆる「羽衣」)ができて、冷たさを感じなくなってきます。
この時、交感神経がマックスまで刺激され、血管がキュッと収縮します。
休憩・外気浴(10〜15分)× 3セット:
体を拭き、椅子に座って目を閉じます。ここで初めて、急激に収縮していた血管が開放され、血液が全身を一気に巡ります。
脳に酸素が大量に送り込まれ、体がふわっと軽くなり、ディープリラックス状態(副交感神経優位)に入ります。これが「ととのう」感覚です。
この時間、私は自分の主観スコアを観察します。「昨日のモヤモヤが10だったとしたら、今は2くらいまで減ったな」「活力が5から8に回復したな」と、感覚を数値化してみるのです。
3セット繰り返した後、最後にぬるめのお湯に浸かって終了。施設を出る頃には、憑き物が落ちたように心身が軽くなっています。
自分の「取り扱い説明書」を持つということ
朝の静かな光と、サウナの熱気と冷気。
この静と動の組み合わせが、今の私の生活を支える強力な再起動システムです。
サイドFIRE生活を通じて痛感したのは、**「自分の機嫌は自分で取るしかない」**ということです。誰も管理してくれない自由な生活だからこそ、自分自身の「取り扱い説明書」を持ち、不調のサインにいち早く気づいて対処するスキルが求められます。
みなさんにとっての再起動スイッチは何でしょうか?
もし「最近リセットできてないな」と感じたら、まずは明日の朝、カーテンを開けて空を見上げてみてください。それだけで、何かが少し変わるかもしれませんよ。
さあ、リセット完了。家に帰って、溜まった洗濯物と格闘するとしますか。


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