# 住宅ローンの「繰り上げ返済」はするな?サイドFIREパパが投資を優先する数学的根拠

FIRE

「住宅ローンを早く返して楽になりたい」
「金利が上がるとニュースで言っているし、今のうちに繰り上げ返済すべきか?」

家を購入したパパなら、一度はこう悩んだことがあるはずです。
しかし、サイドFIREを達成し、現在は家事全般とパート、そして投資で生活を支えている私の結論は明確です。

**「住宅ローンは、完済も繰り上げ返済もしない。その資金はすべて投資に回すべき」**

なぜ、借金を抱えたままの方が「自由」に近づけるのか?
今回は、金利上昇局面でも揺るがない「数学的な根拠」と、我が家のリアルな運用戦略を公開します。

## 1. 我が家のリアル:住宅ローンを抱えながらサイドFIRE

まず、私の現在の状況をお話しします。
現在、私はサイドFIREを実践しており、主な役割は家事全般とパート収入、そして資産運用です。妻はフルタイムで働いてくれていますが、家計収支はプラスを維持しており、毎月着実に投資額を積み増しています。

住宅ローンはまだ数千万円残っていますが、繰り上げ返済は一切していません。

世間一般では「借金は早く返すべき」と言われますが、サイドFIRE流の思考では、**住宅ローンは「超低金利で調達した、最強のレバレッジ(テコ)」**と捉えます。この低金利の資金を返してしまうのは、投資家として大きな機会損失なのです。

## 2. 金利上昇vs投資リターン。数字で見る「勝敗」

最近では日本の金利も上昇傾向にあり、不安を感じる方も多いでしょう。しかし、冷静に数字を比較すれば、答えは自ずと出てきます。

### インデックス投資の圧倒的な「期待値」
世界株式(オール・カントリー、いわゆるオルカン)に投資した場合、過去の長期的な平均利回りは低く見積もっても**年率7%程度**です。直近10年に至っては、それ以上の高いリターンが続いています。

一方で、住宅ローンの金利はどうでしょうか?
変動金利であれば、上昇傾向にあるとはいえ、依然として0.5%〜1.5%程度で推移しています。

* **投資のリターン:** +7%(期待値)
* **ローンの利息:** -1%(コスト)
* **差引:** **+6%のプラス**

この「6%の差」を複利で運用し続けることこそが、資産を爆発的に増やす鍵です。1,000万円を繰り上げ返済に使ってしまうか、投資に回して年6%で運用するか。20年後、その差は2,000万円以上の資産格差となって現れます。

## 3. なぜ「完済」すると自由が遠のくのか?

「心理的な安心」のために完済を急ぐパパもいますが、実は完済には大きなリスクが隠れています。

### ① 団信(団体信用生命保険)という「無料の保険」を捨てることになる
住宅ローンには通常、団信が付帯しています。もし私に万が一のことがあれば、ローンはゼロになり、家族には「住む家」と「運用中の資産」が丸ごと残ります。繰り上げ返済をして手元の現金を減らしてしまうと、この保障枠を自ら捨てているのと同じです。

### ② 現金の流動性(キャッシュ)を失う
一度銀行に返してしまったお金は、急に現金が必要になっても引き出せません。
サイドFIRE生活において、手元に「いつでも動かせる現金(投資資産)」があることは、何よりも心の安定に繋がります。

## 4. 賢いパパが今すぐやるべき「ローンの最適化」

「繰り上げ返済をしない」と決めたら、次にすべきは**「今持っている負債のコスト(金利)を最小化すること」**です。

投資のリターンをコントロールすることはできませんが、住宅ローンの金利は「借り換え」によって自分の手で下げることが可能です。
特に、数年前にローンを組んだまま見直していない方は、金利上昇局面の今こそ、より条件の良い銀行へ乗り換える絶好のタイミングです。

月々の返済額が数千円、数万円単位で安くなれば、その浮いた資金をそのまま「オルカン」の積立に上乗せできます。これこそが、数学的に正しい「サイドFIREへの加速装置」です。

> **[住宅ローン比較・借り換え相談(モゲチェックなど)の紹介リンク]**
> ※「まずは自分のローンがいくら安くなるか、シミュレーションしてみるのが第一歩です」

## 5. まとめ:感情ではなく「数字」で人生をデザインする

住宅ローンを早く返したいという気持ちは「感情」です。
しかし、サイドFIREを実現し、家族との豊かな時間を手に入れるために必要なのは「論理」です。

* **金利より高い利回りで運用できるなら、ローンは返さない。**
* **浮いた現金は、世界経済の成長(インデックス投資)に投じる。**
* **定期的にローンの条件を見直し、固定費を削る。**

このルールを徹底するだけで、あなたの自由への距離は劇的に縮まります。
借金を「悪」と決めつけるのではなく、賢い「道具」として使いこなし、家族の未来を最大化していきましょう。


**最後まで読んでいただきありがとうございました。**
我が家が具体的にどのようなポートフォリオで「年利7%超」を目指しているのか、具体的な銘柄選びについてはこちらの記事で解説しています。
[関連記事:30代パパのNISA戦略。オルカン一本で本当に大丈夫?]

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