サイドFIREを目指すならまず何から?30代で実践した固定費削減・副収入・投資の準備をまとめました。リアルな数字と体験談も公開!
サイドFIREとは?ざっくり解説
サイドFIREは「完全リタイア」ではなく、生活費の一部を投資収益や副業でまかないながら働くスタイルです。
完全FIREだと「仕事ゼロ・資産のみで生活」ですが、サイドFIREは少し働く分、必要な資産額も少なめで現実的。
サイドFIREのメリット
- 必要資産が少なく、目指しやすい
- 好きな仕事や働き方を選びやすい
- 家族との時間や趣味の時間を確保しやすい
デメリット
- 投資収入だけに頼れない
- 仕事ゼロではないので、「完全自由」とは違う
- 働き方の調整に工夫が必要
僕の場合は「完全FIREはまだ現実的じゃないけど、会社員フルタイムはもうキツい…」という気持ちから、サイドFIREを選びました。
STEP1|家計の現状を把握する
まずやったのは、家計の見える化です。
投資も節約も、まずは現状を知るところから。
マネーフォワードMEなどの家計簿アプリを使って、1円単位でお金の流れを把握しました。
「何にいくら使っているか」を知るだけで、自分の生活スタイルが丸見えになります。
最初は現実を突きつけられてショックでしたが、これは絶対に必要なステップです。
STEP2|固定費削減で基礎体力を作る
家計を見える化したら、まずは固定費削減です。
無理な節約ではなく「見直せば減らせる出費」を削りました。
- 保険の掛けすぎを見直して月7万円削減
- スマホ・ネット代を月1.5万円→7,500円へ
- 使っていなかったサブスクを整理
この見直しで月13万円の固定費削減に成功。
生活レベルはほとんど落とさず、資産形成に回せるお金を一気に増やせました。
STEP3|収入源を増やす
次に意識したのは、収入の柱を増やすことです。
「副業なんて大した金額にならないでしょ」と思っていた僕ですが、少しずつ積み上げると安心感が違いました。
- 投資信託の配当:年間18万円(約月1.5万円)
- 太陽光パネル収入:年間50万円(約月4.2万円)
- パート勤務:年間100万円(約月8.8万円)
合計で月14.5万円ほどの収入を作れたことで、「これなら生活の一部をまかなえる」と実感できました。
STEP4|投資の基本を押さえる
サイドFIREを目指すなら長期投資は避けて通れません。
NISAやiDeCoなど、税制優遇をフル活用しながらインデックス投資中心に積み立ててきました。
「大きく儲ける」というより、コツコツ育てる資産づくりのイメージです。
20代・30代のうちから少額でも始めると、将来の安心感が段違いです。
STEP5|家族の理解と暮らしのシミュレーション
ここは意外と重要なポイント。
パートナーに「FIREしたい」と言ったら最初は不安がられました。
一緒に家計簿を見ながら生活費をシミュレーションし、「どのくらい働けば安心か」を共有することで納得してもらえました。
僕の場合は「完全リタイア」ではなく「家族との時間を増やす働き方」に方向転換できたので、ストレスも減ったし家族の応援も得られやすかったです。
STEP6|サイドFIRE生活に必要なマインドセット
貯める力はもちろん大事ですが、使う力も同じくらい大切です。
サイドFIRE後は時間が増えたぶん、「何にお金を使うと人生が豊かになるか」を意識するようになりました。
- 子どもの体験への投資(旅行・習い事など)
- 健康への投資(食材・運動・メンタルケア)
ただ節約して資産を増やすだけじゃなく、「生きやすさのためにお金を使う」視点を持つことで、生活の満足度は一気に上がります。
まとめ:数字を見える化して、小さな一歩から始めよう
サイドFIREは一気に達成できるものではなく、地道な積み重ねの先にある暮らし方です。
僕もまずは「固定費を減らす」という小さな一歩から始めました。
この記事のステップを参考にしながら、ぜひ「自分なりの自由な暮らし」の計画を立ててみてくださいね。


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