# インデックス派だけど、個別株を手放さなかった理由 ── 投資を「家族に説明できる形」に変えたら、迷いが減った話

FIRE

サイドFIREして2年目に入った。
時間の使い方も、お金との付き合い方も、会社員時代とはずいぶん変わったと感じている。

投資についても同じで、今は基本的にインデックス派。
新NISAはオルカン中心で、極力シンプルにしている。
それでも実は、日本の個別株をいくつか今も持ち続けている。

以前の自分なら「中途半端だな」と思っていたかもしれない。
インデックスか、配当株か。
どちらかに振り切る方が正解で、合理的だと思っていた。

でも今は、この“中間”がちょうどいい。

## 投資を「自分だけが分かっているもの」にしたくなかった

サイドFIREしてから、投資で一つだけ意識するようになったことがある。
それは「この投資、家族に説明できるか?」という視点。

以前は、投資は完全に自分の世界だった。
多少複雑でも、理屈が通っていればOK。
自分が納得していれば、それで十分だと思っていた。

でも、生活の土台を投資に頼る割合が増えた今、
「自分だけが理解している状態」は、どこか不安定に感じるようになった。

妻に説明するとき、
・なぜこれを選んでいるのか
・どんなリスクがあるのか
・最悪どうなるのか

これを言葉にできない投資は、持ち続けるのが少し怖い。

そう考えるようになってから、投資方針は一気にシンプルになった。

## インデックス投資は、説明しやすい

その点、インデックス投資はとても説明しやすい。

「世界全体に広く投資して、成長をゆっくりもらう」
「短期では上下するけど、長期で見る」

これだけで、だいたい話は通じる。

自分の中でも迷いが減ったし、
相場を毎日チェックすることもなくなった。

ただ、それでも個別株をゼロにはしなかった。

## 個別株を手放さなかった理由

理由はシンプルで、**個別株は“感情の居場所”だから**。

今持っている個別株は、
サイドFIRE前に数年間だけ触っていた日本株が中心。
もう積極的に売買するつもりもないし、買い増しもしていない。

でも、完全に手放す気にもなれなかった。

なぜかというと、
配当金として「使えるお金」が定期的に入ってくる感覚は、
インデックスにはない分かりやすさがあるから。

金額は大きくない。
月にすれば1万円ちょっと。
それでも「今月も入ったな」と確認するたび、
お金が“数字”ではなく“生活”に近づく感じがする。

## 家族に説明できる形に落とし込む

今は、こう説明している。

「基本はインデックスで増やす。
 個別株の配当は、生活をちょっと楽しくするためのもの。」

この説明で、自分の中でも整理がついた。

インデックスは将来と土台。
配当は今を味わうためのスパイス。

どちらかが正解で、どちらかが間違い、ではない。
役割が違うだけ。

## 投資スタイルが固まると、心も落ち着く

投資を「家族に説明できる形」に整えたことで、
自分の中の迷いもかなり減った。

SNSやYouTubeで、
「配当派は非効率」
「結局はインデックス一択」
そんな意見を見ても、以前ほど揺れない。

自分の生活と価値観に合っているか。
それを基準に考えられるようになった。

## サイドFIRE後の投資は、合理性だけじゃなくていい

サイドFIRE前は、
「どれが一番効率的か」ばかり考えていた。

今は、
「どれなら続けられるか」
「どれなら家族と安心して暮らせるか」
その比重が大きくなっている。

インデックス派だけど、個別株も少し残す。
その選択が、今の自分には一番しっくりきている。

投資は増やすための道具だけど、
最終的には生活を穏やかにするためのもの。

そう思えるようになったのは、
投資を“自分だけのもの”から
“家族に説明できるもの”に変えたからかもしれない。

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