【GRIT to GREAT実践】Guts・Resilience・Initiative・Tenacityを30日で仕組み化

FIRE

30代・子育て世代の僕らに必要なのは、才能の差を埋める“続ける仕組み”。リンダ・キャプラン・セイラー/ロビン・コヴィル著『GRIT 平凡でも一流になれる「やり抜く力」』は、成果を決めるのは G.R.I.T=Guts(度胸)/Resilience(復元力)/Initiative(自発性)/Tenacity(執念) だと説く。本稿では、家計・投資・健康の3領域に効く「夜5分+朝3分」の回し方をまとめる。道具はA6ノートとペン、3分タイマーだけ。費用は数百円で十分だ。


結論:小さい行動を“毎日”積む

長く続く行動は「小さい・明確・詰まりにくい」。夜に“感情と事実”を棚卸し、朝は“初手5分”を確定する。やる気ではなく手順で回すのがコツ。判断は朝に、振り返りは夜に、というリズムを固定するだけで、迷いが激減する。

30日ロードマップ(夜5分+朝3分)

Week1|Guts(度胸)

  • 夜:今日ためらったことを1つ書き、翌朝やる内容を5分で終わるサイズに分割。
  • 朝:フォーカス1つ/ブロック1つ/初手5分を宣言。終了条件を名詞で書く(例:見出しを「動詞+名詞」に直す)。

Week2|Resilience(復元力)

  • 夜:失敗→原因→次の手を各1行。自分を責めず、仕組みを責める
  • 朝:中断されても再開できる“保険の初手”(2分でもOK)を用意。

Week3|Initiative(自発性)

  • 夜:翌日の障害を先読みし、1手だけ前倒し。
  • 朝:家族予定と衝突しないよう量を微調整。

Week4|Tenacity(執念)

  • 夜:◯/×を丸シールで可視化。連続◯が切れたら半分の量に落として即復帰。
  • 朝:合言葉は「まず3分やる」。乗らなくても終了してよい。大事なのは連続性だ。

3領域への落とし込み

家計:固定費は「水曜だけ見直し」など曜日固定。1週1項目(携帯→電気→保険)。比較サイトに入る前に“決める基準”を3つだけメモ。

投資:積立は“触らない仕組み”へ。判断が必要な作業は朝の初手5分で済ませる(例:銘柄ニュース見出しを3本だけ確認)。

健康:週3でフォームローラーorスクワット20回。完璧なメニューより摩擦ゼロを優先。できた日はノートに◯を1つ。

テンプレ(コピペでOK)

夜5分
◎よかった:__/×つまずき:__/明日の初手5分:__
朝3分
①フォーカス:__ ②ブロック:__(回避:__) ③初手5分(終了条件):__

よくある失敗と対策

  • 大きすぎるタスク:5分で終わる粒度に切る。終了条件を“名詞”で明記。
  • 気分待ち:気分は変数、手順は定数。机の左上に「タイマー・ノート・ペン」を常設。
  • 比較地獄:比べるのは“昨日の自分”。シールはあなたのスコアボードだ。

まとめ

才能は変えにくいが、仕組みと連続性は今日から作れる。今夜5分で初手を作り、明朝3分で動き出す。30日後、家計・投資・健康のどれかが静かに前進しているはずだ。


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