1. 「こなすだけ」では終わらなかった、家事の奥深さ
サイドFIRE生活が始まり、家事全般を引き受けるようになった当初。
収納や掃除は、仕組みさえ作れば「こなす」ことができた。
しかし、唯一僕を悩ませ、そしてのめり込ませたのが「料理」という迷宮だった。
2. 理想の追求と、直面した「健康食の壁」
最初は、栄養バランスとコストの「数値的な正解」を求めていた。
タンパク質量、食物繊維……理論上の「完璧な献立」を並べたけれど、そこには大きな落とし穴があった。
「体にいいもの」が、必ずしも「家族が喜んで食べるもの」ではなかったこと。子供たちの好き嫌いや、ジャンクなものを欲する正直な本能を前に、僕の理想は少しだけ空回りしていた。
3. 「週に一度のジャンク」が守る、家族のリズム
行き過ぎた健康志向を一度手放し、たどり着いたのは「継続できるバランス」。
基本は栄養を意識しつつも、週に一度は子供たちが大好きなメニューや、少しジャンクなものも取り入れる。
100点満点を毎日狙うのではなく、1週間を通して「なんとなくいい感じ」であればOKとする、心の余裕。
4. 購入の戦略:ウェル活と「まとめ買い」の心理学
コスト面でも、最初はストイックになりすぎていたかもしれない。
今は、Vポイント(旧Tポイント)を活用した「ウェル活」での日用品・食品の賢い調達や、週末のまとめ買いを徹底。
「何度もスーパーに行かない」ことが、余計な誘惑を断ち切り、自分を楽にする最大の手法だと気づいた。
5. 結び:過剰さを削ぎ落とした先にある「自然体」
僕には、何事も最初に「やりすぎてしまう」傾向がある。
でも、大切なのは「できなくなったらダメ」と自分を追い込むことではない。
自分も、そして何より家族も、無理なく笑顔で続けられる「自然な形」に落とし込むこと。
2年目にしてようやく、台所に立つ僕の肩の力は、いい具合に抜けてきた。

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