「せっかく自由な時間を手に入れたのに、なんでこんなに息苦しいんだろう?」
サイドFIRE生活が始まって数ヶ月経った頃、僕はそんな矛盾に悩まされていました。 会社員時代とは違い、今は時間はたっぷりある。だからこそ、「家事は完璧に」「料理は栄養満点で手作り」「育児も100%向き合う」「投資の勉強も欠かさない」……。そんな風に、自分の中に「完璧な主夫パパ像」を作り上げていたんです。
でも、結論から言います。完璧を目指すと、サイドFIREは確実に「不幸」になります。
1. 時間があるからこそ陥る「完璧主義」の罠
サトマイさんの「コントロール感」の話を、僕は家事でも発揮しようとしていました。「この時間はこれをする」「このクオリティで仕上げる」と、すべてを自分の支配下に置こうとしたんです。
でも、家事や育児には「終わり」がありません。 完璧を目指せば目指すほど、ちょっとした予定の狂いや、子供の食べこぼしにイライラするようになりました。「自由を守るためのサイドFIRE」だったはずが、いつの間にか「家事というタスク」に縛られる、余裕のないパパになっていたんです。
サトマイ流に言えば、「期待値(完璧な生活)」と「現実(ドタバタな日常)」のギャップに、僕のメンタルが耐えきれなくなっていました。
2. 投資と同じ。私生活も「インデックス運用」でいい
そこで僕が行き着いたのが、家事のインデックス運用です。
投資で「オルカン」をコアに据えて、細かい値動きを気にしないように、家事も「ここだけ押さえておけば、あとは適当でいい」という『60点合格ライン』を決めました。
掃除: 毎日完璧じゃなくていい。ルンバが通れる程度に床が片付いていれば合格。
料理: 毎日一汁三菜じゃなくていい。一品は冷凍食品でも、家族が笑顔で食べていれば合格。
育児: 常に教育的な遊びをしなくていい。一緒に笑ってテレビを見てる時間があっても合格。
面白いことに、合格ラインを「60点」に下げた瞬間、家族の空気が柔らかくなりました。僕がピリピリしていない方が、妻も子供もリラックスできる。サイドFIREパパの価値は「家事のクオリティ」ではなく、**「家庭に漂うゆとり」**にあるんだと気づかされました。
3. 「余白」こそが、暴落に耐えるメンタルを作る
なぜ、サイドFIRE生活に『ゆるさ』が必要なのか。それは、心に余白がないと、投資の判断も狂うからです。
家事で疲れ果て、完璧主義で自分を追い詰めていると、脳のパフォーマンスが落ちます。そんな状態で相場が急落したら……。きっと冷静な判断ができず、「もう全部投げ出したい!」と投げやりな行動をとってしまうでしょう。
サトマイさんの言う「自己効力感」は、「自分は完璧にできる」という万能感ではありません。「多少ダメな日があっても、自分ならなんとか立て直せる」という、レジリエンス(回復力)のことなんです。
[「頑張りすぎ」を止めてくれる、僕の心のストッパーになっている名著] [家事の40点をAIや機械に外注する。パパの時間を生み出す「神」家電リスト]
4. まとめ:60点の積み重ねが、1.2億円への近道
1.2億円というゴールは、フルマラソンのようなものです。 最初から全力疾走(完璧主義)で走れば、途中で必ず膝を壊します。
「今日は掃除しなかったけど、子供と公園で思い切り笑えたから60点。合格!」 「投資は放置、家事も手抜き。でも家族全員元気だから合格!」
そんな風に、自分に合格点を出し続けること。 この「適度なゆるさ」こそが、長い資産形成の道のりを楽しみながら、最後まで走り抜くための唯一の秘訣です。
パパが機嫌よく、のんびり構えていること。 実はそれが、家族にとって一番の「資産」なのかもしれません。
最後まで読んでくれてありがとう! 「具体的に、どうやって家事を手抜き(システム化)してるの?」と気になった方は、僕が導入して本当に救われた「時短アイテム」の記事も見てみてください。時間を浮かせて、心に余白を作りましょう。 [関連記事:家事は『投資』だ。サイドFIREパパの自由時間を生み出した、3つの外注戦略]

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