# 【“ノイズ断食”90分】スマホ&情報を抜くと、午後が軽くなる理由

FIRE

**読了時間:4〜5分**

FIRE後のいちばんの敵は「時間があること」そのもの。通知・ニュース・小さな気晴らしが、やる気と集中を細切れにしていきます。そこで提案するのが**“ノイズ断食90分”**。スマホと情報を一時的に断ち、**紙タスク化→実行→小さな報酬**の流れで、午後の重さを軽くします。

## 1. なぜ“断食”が効くのか
– **注意の回復**:通知を見るたびに脳は切替コストを払い、集中復帰に数分かかると言われます。90分だけでも断つと、**回復エネルギーの浪費がゼロ**に。
– **決断疲れの削減**:情報摂取は“選ぶ”行為の連続。メニューを**固定**すると、意思力を温存できる。
– **終わりが見える**:90分の枠に入れるから、**着手の抵抗**が下がる。

## 2. 準備(3分)
1) **通知を止める**
 ・iPhone:集中モード→“ノイズ断食90分”を作成(通話と家族LINEだけ許可)
 ・Android:おやすみ時間→アラーム以外オフ
2) **紙タスク化**
 A6ノートに**今日の“3つだけ”**を書く(例:キッチン面片づけ/確定申告フォルダ作成/ブログ見出し出し)
3) **物理タイマー**(またはPCのタイマー)を**90分**にセット

> ここまでで**3分**。細部は整えすぎず、まず走らせる。

## 3. 進め方(25分×3ブロック+切替5分×2)
– **B1(25分)**:1つ目のタスク“だけ”。終わらなければ途中で切り上げてもOK。
– **切替(5分)**:水を飲む/立って背伸び/次の段取りを1行メモ
– **B2(25分)**:2つ目。**完璧禁止**のメモを上に書く(例:80%で送る)
– **切替(5分)**:デスク1面だけ整える
– **B3(25分)**:3つ目。またはB1の仕上げ
– **残り5分**:**ログ**と**ご褒美**
 ・やったこと3行/所要時間
・ご褒美=コーヒー、散歩2分、子どもとハイタッチ等

> 合計**90分**。**途中のSNS/検索は禁止**(疑問は紙に“あとで”で退避)。

## 4. ご褒美ブロックの設計
**“終わったら必ず良いことが起きる”**と脳が学ぶと、次回の着手が軽くなります。
– 飲み物:ドリップ1杯、炭酸水
– 体:ベランダに出て光を浴びる(朝の光10分と連動可)
– 家族:子どもの“今日の一言”を聞く
– 物:スタンプ1つ(15個でミニ遠足など“体験ファンド”に紐づけ)

## 5. 測定(週1でOK)
追う数字は**2つだけ**。
1) **90分で片づいたタスク数**(□を塗る快感を優先)
2) **当日のスクリーンタイム**(前週同曜日比)
+任意で**「起床→可動」時間**も。午後が軽く感じたかは**0〜10**で主観記録。

## 6. よくある失速と対処
– **開始が重い** → A6に**“最初の2分だけやる”**を書いてタイマー即スタート
– **中盤で検索迷子** → 迷いは**“あとで箱”**へ。リンクは付箋に書き出すだけ
– **家族の割り込み** → 90分を**朝・昼の予定の谷間**に置く。家族へ「今だけ静かに」カードを見える化
– **終わっても達成感が薄い** → ログに**“来週の自分へのメモ”**を1行追加(次が軽くなる)

## 7. 具体例(今日の私の90分ログ)
– B1:キッチンの“右側だけ”リセット(25)
– 切替:水+背伸び(5)
– B2:ブログ見出し30本→10本に絞る(25)
– 切替:デスク拭き(5)
– B3:確定申告フォルダ作成&レシート3枚入力(25)
– 残り:ログ&コーヒー(5)
→ **3タスク完了/スクタイ目標−30分**。午後の重さが消えた。

## 8. まとめ
**ノイズを断つ90分=意思力の節約時間**。
通知を止め、紙に落として、25分×3で刻む。最後に小さな報酬で締める。これだけで、**午後の重さが驚くほど消えます**。
まずは明日、**“最初の2分だけ”**から。完璧より**連続**。それがFIRE後の時間を味方にする近道です。

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