「使う力」を育てる第一歩。5年前、シロノワールを諦めた僕が1万円の使い道に真剣に悩んだ結果

FIRE

1. 1万円の「重み」に立ちすくむ
「自由な時間と、自由なお金を手に入れる」 そのために突き進んできたサイドFIREへの道。おかげで心にゆとりはできたけれど、いざ「自分のためだけに1万円を使っていいよ」と言われると、これが意外と難しい。

100円の節約には慣れているのに、1万円の贅沢には震えてしまう。 そんな僕の「お金の使い方の現在地」について書いてみたいと思います。

2. 5年前の「シロノワール未遂事件」
実を言うと、僕には苦い思い出があります。 5年ほど前、ずっと食べてみたかったコメダ珈琲の【シロノワール】を求めてお店に入ったときのことです。

席に座り、メニューを広げ、写真に載った美味しそうなデニッシュを見つめて……僕は自問自答してしまいました。 「これは本当に今、僕の体に必要か?」「この数百円を投資に回せば……」

結局、一口も食べずにお店を出てしまいました。店員さんには申し訳ないことをしましたが、当時の僕にとって「自分の欲求のためだけにお金を使う」ことは、それほどまでにハードルが高いことだったのです。

3. 5年越しのリベンジ、そして「高い!」という本音
今回の1万円。まず向かったのは、あの時諦めたコメダ珈琲です。

選んだのは、期間限定の豪華なシロノワール。 お値段なんと、単品で1,000円!! たっぷりサイズのコーヒーも合わせたら、合計で1,600円です。

 

心の中では「……高いっ!ランチ食べられるじゃん!」という節約脳の悲鳴が鳴り響いていました。でも、今日の僕は違います。「1,600円?ああ、いつものやつね」と言わんばかりの、余裕たっぷりな(ふりをした)表情でサラッと注文を済ませました。

注文してから運ばれてくるまでの時間は、驚くほど長く感じました。期待と「本当に使っちゃった」というソワソワ感が混ざり合う、不思議な時間。

そして目の前に現れたのは、想像を絶するデカさのシロノワールでした。 ……デカい。思っていたよりずっとデカい。 でも、なぜでしょう。一口も食べていないのに、その迫力を前にして、妙に感動してしまいました。5年越しのリベンジを果たし、自分の欲求にお金を投じたという事実に、心が震えたのかもしれません。

いざ実食。……美味しい! ただ、正直に言いましょう。幸福感のマックスは「届くまでの時間」だったかもしれません(笑)。 ミニサイズにしようか一瞬迷いましたが、あえて大きい方を頼んだ結果、食べきるまでの後半はなかなかの試練に……。お腹も心も、パンパンになるまで「贅沢」を味わい尽くしました。

4. 次なる候補:一生モノの自分解説書「遺伝子検査」
シロノワールで弾みをつけた僕が、残り約8,000円の使い道として考えているのが遺伝子検査です。

1,600円のスイーツでさえこれだけ心が揺れる僕にとって、「一度調べれば一生変わらない自分のデータ」への投資は、非常に納得感のある使い道です。 自分に合った生活(運動、食事、睡眠など)がわかれば、これからの生活の質(QOL)を劇的に上げられるのではないか、と期待しています。

「1万円をただ消費する」のではなく、「これからの人生を最適化するためのデータ」を買う。これなら、あの時のシロノワールのように立ちすくまずに済みそうです。

5. 「使うフェーズ」の難しさと、これからの課題
ちなみに、妻も同じように悩んでいました。 漫画と本を1冊ずつ買って、まだ7,000円も余っている。 「もう、使わなくてもいいかな……」と、いつもの節約モードに戻ろうとする妻を見て、気づいたことがあります。

僕たちは今まで**「貯めるフェーズ」に全力でした。 でも、これからは「使うフェーズ」**のスキルも磨かないといけない。 せっかく自由を手に入れても、気持ちよくお金を使えなければ、数字が増えるだけのゲームになってしまうからです。

結び:楽しく悩む時間を、家族の思い出に
現在はまだ決め切れていない状況ですが、あーだこーだと妻と「何に使おうか」と楽しく悩む時間そのものが、実は一番の贅沢なのかもしれないと感じています。

「気持ちよく使うマインド」を育てること。 これが、これからの我が家の大きな課題であり、楽しみになりそうです。

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